背筋のトレーニング方法

ウォーキングによる背筋トレーニング

 

 

平泳ぎも手軽な背筋トレーニングですが、更に手軽なのがウォーキングでしょう。歩くことは運動において全ての基本であり、誰もが普段何気なく行っていることですが、運動としてのウォーキングはそれとはかなり異なります。

 

まずは基本的なフォームや運動効果などについての基礎知識も知っておいた方がいいでしょう。ウォーキングは手軽に行える有酸素運動ですから身体に対して大きな負担はありませんが、ゆっくり歩いているだけではトレーニング効果は望めるものではありません。

 

はじめに基本姿勢ですが、まず背筋をしっかり伸ばして胸を張る姿勢をとるのがポイントで、イメージとしては耳、肩、腰が直線的になっているようなイメージで、視線はまっすぐ正面を見るようにしてください。この姿勢をとるだけでも背筋は刺激されます。肩の力は入れる必要はなく、逆に力は抜き加減のリラックスさせた状態の方がウォーキングの際のエネルギーロスも少なく、長続きできると思います。

 

歩く時には当然手を振りますが、ヒジは90度ぐらいに曲げて、腕を意識的に大きめに振るようにして、手は軽く握る感じにしてください。お腹は腹筋を引き締めるようなイメージを持って引っ込めるようにします。そうすると腰が常に高い位置で保たれるようになり、背筋もしゃきっとするはずです。

 

この姿勢で歩くわけですが、歩幅は大きめで速く動かすのがポイントで、歩き方はかかとから着地を行い、親指の付け根で地面を蹴ります。これだけでいつもの歩き方とは随分と違う感じとなるもので、足腰以外に背筋や腹筋までむりなくトレーニングできるのです。